TEACCHコラボレーションセミナー2018 超満員でした!

ローラ・クリンガー博士をお迎えしてのコラボレーションセミナーでした。
今回も超満員でした!日本各地から参加者が集まり、
北は北海道、南は鹿児島からお見えになっているとお聞きし、
熱心な方が多くいらっしゃることが、いつものことながら大変うれしく感じられました。
ローラ・クリンガー博士のお話は、成人期の支援と題して
・成人期の自閉症の支援
・ASDの性質の変化
2つのテーマでご講演いただきました。
前半の話は、成人期を迎えるに至ったASDの方の長期追跡調査に基づく
統計データから見えてきたことを中心にお話くださいました。
就労には、日常生活スキルが大きく関係しているお話の中で、
IQの高い子ほど日常生活スキルとの乖離が大きく、
高校卒業後の自宅にひきこもる率も、
IQの低い子に比べて約10倍ほどの数字になっているというお話に驚きました。
後半のお話は、
学齢期から成人期への移行時に取り組むT-STEPプログラムについて分かりやすく、
また統計データに基づきながらお話してくださいました。
2日目は、日本各地の精鋭支援者からの事例報告でした。
どの報告も素晴らしいもので、和気あいあい楽しい雰囲気の中で行われました。
個人的には「家族を亡くした利用者を支える」というお話に
明日は我が身に思え、他人事でなく身につまされる思いでお聞きしていました。
ただ、どの支援者さんも本当に利用者さんのことを思い、
どうすれば良いのかを真剣に悩み、精一杯支援しておられる姿に感動いたしました。
中身の濃い、盛沢山の2日間のお話に、
たくさんの 気づき、反省、課題に気づくことができ、
またがんばろうという気持ちになることができた2日間でした。
ありがとうございました。
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